コンテポラリーダンスの振付家が教授をつとめる珍しい大学がある。
神戸女学院大学音楽学部音楽学科舞踊専攻である。
振付家として国内外で活躍する島崎徹氏が教授として在籍し、1学年10名弱の学生で構成されている。学内での授業以外に大学主催の舞踊公演も定期的に行っており、大学生とは思えないダンサーのレベルの高さと芸術性の高い舞台が話題を呼んでいる。
また学生たちが海外での公演に招聘されて島崎徹氏のオリジナル作品を上演することもあるという。
2005年に同大学に舞踊専攻が開設されて今年で満10年を迎えた。
国内屈指の振付家の作品が大学を軸にして発信されることは、多くの若手ダンサーに機会を提供することを意味する。
舞台芸術発展の新たな取り組みの成功例としてこれからさらに注目されることになるだろう。
出展：http://www.toru-shimazaki.com/
[神戸女学院大学 舞踊専攻 第10回定期公演]
2016年3月3日・4日の２日間、第10回定期公演が開催された。島崎徹氏のオフィシャルサイトでレポートが公開されているのでご覧いただきたい。
島崎徹オフィシャルサイト
「神戸女学院大学舞踊選考・第10回定期公演レポート」
http://www.toru-shimazaki.com/2016/03/04/10th/
神戸女学院大学 音楽学部 音楽学科 舞踊専攻 Webサイト
http://www.kobe-c.ac.jp/musicdp/department/dance/